赤ちゃんを乗せる車において安全性は何よりも大切です。特に初めてのお子さんを車に乗せるのであればなおさらです。
チャイルドシートは安全性を高めるために欠かせないアイテムのひとつですが、海外メーカーや国産メーカーの違い、またその種類や特徴により、チャイルドシートの性能に大きな差があることも事実です。
本記事では日本のベビー用品大手のコンビのチャイルドシートに注目し、コンビ製チャイルドシートの安全性の高さや機能性の高さについて詳しく解説しています。
また年齢別でのおすすめモデルを紹介するとともに、選び方についてもあわせてご紹介しています。
大切なお子さんを安心して車に乗車させるためにも本記事を参考にして頂き、安全性と快適の高いチャイルドシートを見つけて頂ければと思います。
なぜ必要?チャイルドシートが必要な理由について
道路交通法の第71条の3第3項には下記の通り定められています。
“自動車の運転者は、幼児用補助装置を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。”
つまり、自動車の運転者はチャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて運転してはならないことが法律によって決められているため、乳幼児を車に乗せる際にはチャイルドシートが必ず必要になります。
そのほか、乳幼児が事故の衝撃を受けた際に体を打ち付けてしまえば、命にかかわる危険があります。このような状況を避けるために、クッション性と安全性が高いチャイルドシートを使用してお子さんを守る必要があります。
チャイルドシートは出産前に購入しておくのがベスト!
チャイルドシートは、出産前に購入して車に装着しておくことをおすすめします!
出産前にチャイルドシートを購入しておくことは、出産後に安心して乳児を車に乗せる事ができるのはもちろんですが、これ以外にもお店やインターネットでチャイルドシートの情報を得て、しっかりと比較検討ができるため慎重に選べるといったメリットがあります。
また、購入後は車への適切な取り付け方や使用方法についてしっかり目を通す時間ができます。
大切な赤ちゃんを守るチャイルドシートですから、しっかり時間をかけて安心できる製品を選んでいただければと思います。
コンビのチャイルド&ジュニアシートのおすすめ12選
出典:Amazon
新生児から4才ごろまで使えるチャイルドシート
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
一台で新生児から10歳ごろまで長く使用できる最新安全基準を搭載のチャイルドシート
コンビ クルムーヴ ロング R129 エッグショック EAは、新生児から10歳頃まで使用可能なロングユースモデルのチャイルドシートです。このシートは新安全基準R129に適合しており、360度回転機能を備え、赤ちゃんの乗せ降ろしが非常に簡単です。ISOFIX固定システムにより、車への取り付けも安心して行えます。さらに、超・衝撃吸収素材「エッグショック」を採用しており、赤ちゃんの頭部をしっかりと保護します。
使用方法は、シートを車両のISOFIX固定金具に接続し、赤ちゃんをシートに乗せてベルトで固定します。シートの回転機能を使えば、車のドア側に向けてシートを回転させ、赤ちゃんの乗せ降ろしがスムーズに行えます。また、サイドプロテクションアドバンスにより、側面衝突時の衝撃も軽減されます。この製品は、新生児から成長するお子様まで長期間使用できるため、経済的で便利です。特に、赤ちゃんの安全性を最優先に考え、簡単に操作できるチャイルドシートを探しているご家庭に最適です。高い安全基準をクリアしており、乗せ降ろしのしやすさや快適性も抜群です。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
新生児 | 10歳頃 | 40cm | 135cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R129(最新安全基準) | ISOFIX固定 | 〇 | 回転式 |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
〇 | 〇 | 〇(11段階) | 〇 |
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
指一本でシート360°ターンが可能!ラクチンタッチ搭載のストレスフリーチャイルドシート 。持ち運びがカンタンのセパレート構造
抱っこしたままの状態でも片手で簡単にシートを回転させられるから、赤ちゃんを簡単に座らせることができるストレスフリー設計。シートの固定はISOFIXだから簡単に安全に取付けが可能です。お子さんの成長と共に幌と肩ベルトの高さを8段階調整できる為、新生児から4歳ごろまで長く使用することが出来ます。新安全基準のR129適合モデルで全方位に装備されたクッションが赤ちゃんを守ります。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
新生児 | 4歳頃 | 40cm | 105cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R129(最新安全基準) | ISOFIX固定 | 〇 | 回転式 |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
〇 | 〇 | 〇(8段階) | 〇 |
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
赤ちゃんを乗せたままシートが移動できる。コンビのセパレートチャイルドシートのプレミアムモデル。
ベースからシートを外せるセパレート型なので、車内で眠った赤ちゃんを乗せたままのシートをお部屋まで持ち運べます。シート取り付け方は、シートをベースに乗せて回転させるだけで、安全に装着することが出来ます。またワンハンド設計のシートは、片手のみでシートの回転やリクライニングができるので、赤ちゃんを抱いた状態でもカンタンに操作をすることが出来ます。安全性能も新安全基準のR129と頭部と座部に施されたエッグショックで、全方位から赤ちゃんの体を守ります。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
新生児 | 4歳頃 | 後向き/身長40cm 前向き/身長76cmかつ 月齢15カ月以上 |
105cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R129(最新安全基準) | ISOFIX固定 | 〇 | 回転式 |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
〇 | 〇 | 〇(無段階調整) | - |
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
セパレートチャイルドシートのスタンダードモデル。
ベースとシートをセパレートできるから赤ちゃんを乗せたままシートを持ち運べます
セパレートタイプの「THE S」は眠ったままの赤ちゃんを乗せてシートごと移動ができるおやすみキャリーモード対応モデル。両手で持てる「持ち手」でシートをしっかり支え持つことができるので、赤ちゃんを乗せた状態でも安全で簡単にシートの付け外しをすることができます。4歳頃までと長期間の使用ができ、乗せ降ろしのしやすさ、また安全面への配慮など新生児からの使用におすすめのチャイルドシートです。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
新生児 | 4歳頃 | 40cm | 105cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R129(最新安全基準) | ISOFIX固定 | 〇 | 回転式 |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
〇 | 〇 | 〇(無段階調整) | - |
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
包み込むガード構造と新・安全基準のR129に適合した衝撃から赤ちゃんをしっかり守れる安心チャイルドシート
4つの衝撃吸収機構が搭載された、コンビ製品の中でも衝撃から赤ちゃんの体を守るガード能力が最高レベルに高いチャイルドシート。頭と体を包み込むシートが前後の衝撃だけでなく横からの衝撃からもしっかり赤ちゃんのカラダを守ります。セパレート構造のシートベースはISOFIX対応だから、取り付け方は車のシートに差して押し込むだけのかんたん手順で確実な装着ができるので安心です。ヘッドレストと肩ベルトは6段階の調整が可能。赤ちゃんの成長に合わせて快適にフィットし、デリケートな赤ちゃんの頭を振動や衝撃からしっかりガードします。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
新生児 | 4歳頃 | 後向き/身長40cm 前向き/身長76cmかつ 月齢15カ月以上 |
100cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R129(最新安全基準) | ISOFIX固定 | 〇 | 前・後 固定タイプ |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
- | - | 〇(6段階) | - |
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
エッグショックとサイドプロテクションαの「Wの安心」で赤ちゃんを守る新生児対応チャイルドシート
頭部に搭載された超・衝撃吸収素材の「エッグショック」と頭部側面に搭載された衝撃緩和クッションのサイドプロテクションαの2つの衝撃吸収機構が、産まれたての時期から成長に合わせてお子さんの頭部を守り続けます。乗せ降ろしがしやすい低重心低座面設計でお子さんの乗せ降ろしの負担も軽減できます。またシートは取り外しができ丸洗いできるウォッシャブルシートだから、いつまでも清潔さと快適さを維持することができます。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
新生児 | 4歳頃 | - | 105cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R44 | シートベルトにて固定 | 〇 | 前・後 固定タイプ |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
- | 〇 | - | 〇 |
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
新生児から7歳頃までずっと使える超ロングユースチャイルドシート
お子さんの成長に合わせて選べるベビー・チャイルド・ジュニアの3ステップのモードチェンジが可能。「ウィゴー ロング HI」1台でチャイルドシート着用の義務期間をしっかりカバーできます。長く使えるから買い替え不要で家計の負担を減らせます。コンパクトで軽量なシート本体の重量は5.4kg。ママひとりでも付け替えや持ち運びがラクに行えます。またシートは低座面設計なのでお子さんの乗せ降しをスムーズに行えます。シート部は洗濯機で丸洗いOK。汚れやすいシートも、清潔で快適に保つ事ができます。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
新生児 | 7歳頃 | - | 120cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R44 | 車載シートベルトにて固定 | - | 前・後 固定タイプ |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
- | 〇 | - | 〇 |
1才から11才ごろまで長く使えるチャイルド&ジュニアシート
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
低床で幅広のシート設計で乗せ降ろしが楽々のチャイルドシート
ゆったり座れるシートは、長時間の乗車でも快適に過ごせる幅広シート。成長と共にお子さんが大きくなっても11歳頃まで長く使える超ロングユース設計だからチャイルドシートの買い替えも必要ありません。また、最新安全基準のR129適合に加えエッグショック搭載の安全性の高いモデルで、万一の衝撃に備えて全方位からお子さんの頭部と体を守ります。シートの収納は2つにピタッとたたんでベルトで留めるだけ。車のトランクにもスッキリ収納出来る軽量モデルです。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
15か月 | 11歳頃 | 76cm | 150cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R129(最新安全基準) | ISOFIX固定 | 〇 | 前向き固定タイプ |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
- | 〇 | 〇(11段階) | - |
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
ジョイトリップアドバンスに上質感と機能性をプラスしたプレミアモデル
「ジョイトリップ アドバンス plus」は乗せ降ろしのし易さの向上や、乗車時の快適性を加えた上位モデル。R129とエッグショックの安全性能や機能性と快適性の高い幅広シート設計の装備はそのままに、腰ベルトのバックルを外すと両方のベルトがが左右に開く「ひらっくベルト」や、お子さんの頬や肩にフィットする柔らかくてクッション性の高い「肩ベルトカバー」など便利機能や快適装備が追加されています。国土交通省が行った安全試験で最高評価を獲得したモデルなので安全性能も高く、快適性が高く長く使えるシートをお探しの人におすすめのチャイルドシートです。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
15か月 | 11歳頃 | 76cm | 150cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R129(最新安全基準) | ISOFIX固定 | 〇 | 前向き固定タイプ |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
- | 〇 | 〇(11段階) | - |
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
ベーシックな機能を装備した、15か月~11歳頃までの長い期間で使えるコストパフォーマンスモデルのチャイルドシート
お子さんを優しく包み込む「ふわふわ爽快シート」採用モデル。シートに採用されている「ヘッドサポート」と「ランバーサポート」がお子様の横倒れを防いで、乗車時の姿勢をしっかりサポートします。また本体頭部とヘッドサポートに超・衝撃吸収素材のエッグショックを搭載し、ベーシックグレードながら安全性の高い仕様となっています。3Dメッシュシートと本体のエアゲートが高い通気性を実現し、夏場でも快適に乗車することが出来ます。チャイルド・ジュニア・ブースターの3つのモードチェンジでチャイルドシートの装着義務期間を1台でカバーできる、お子さんにも家計にも優しいチャイルドシートです。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
15か月 | 11歳頃 | 70cm | 145cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R44 | 車載シートベルトにて固定 | 〇 | 前向き固定タイプ |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
- | 〇 | 〇 | - |
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
子供の成長に合わせて長い期間で使用が可能なジュニアシート
背もたれの頭部の高さが上下して成長に合わせてシートベルトの位置を最適な位置に調整できる「ぱぱぴたベルト」や、背もたれとヘッドレストを外して使用が出来るブースターモードなど、お子さんの成長に長く対応できる装備や機能が充実したジュニアシートです。汚れやすいシートは本体から取り外して洗濯機で丸洗いOKだから常に清潔で快適に保てます。3歳から11才まで約8年間使用できるロングユースモデルです。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
3歳 | 11歳頃 | 95cm | 145cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R44 | 車載シートベルトにて固定 | 〇 | 前向き固定タイプ |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
- | - | 〇(無段階) | - |
カーマガ@チャイルド・ベビーグッズ担当
ベーシック機能を装備した長期間の使用が出来るコストパフォーマンスに優れたジュニアシート
3歳頃から11歳頃まで長く使えるロングユース型チャイルドシート。成長に合わせて5段階の調整が出来るヘッドレストは、横方向の衝撃からお子さんの頭部を守るサイドプロテクションαが装備されています。背もたれには3Dメッシュのエアスルーシートが採用されていますので、暑い夏の日のドライブも快適に過ごすことが出来ます。本体重量は3kgと超軽量のため、シートの持ち運びもラクラクです。
月齢下限(年齢) | 月齢上限(年齢) | 身長下限 | 身長上限 |
3歳 | 11歳頃 | 95cm | 145cm |
安全基準 | 固定方式 | エッグショック搭載 | シートタイプ |
R44 | 車載シートベルトにて固定 | - | 前向き固定タイプ |
サンシェード | リクライニング機構 | ヘッドレストの高さ調整 | コンパクトタイプ |
- | - | 〇(5段階) | - |
コンビ製のチャイルドシートがおすすめの理由を解説!
コンビは1957年の創業のベビー用品メーカーで国内のベビー用品業界をけん引する日本企業です。コンビが掲げる“赤ちゃんを育てることが、楽しく幸せだと思える社会をつくる”という想いがチャイルドシートやベビーカーなどの製品の研究や開発に生かされており、赤ちゃんや子どもの命を守るための世界最高レベルの技術と安全性能がすべてのチャイルドシートに備わっています。
なかでも、頭部をサポートする部分の「エッグショック」は高さ3メートルの高さから落とした卵が割れない程の衝撃吸収能力を持っており、微細な振動が“衝撃”となってしまう生まれたての赤ちゃんの頭をしっかり保護します。
このような高い技術から得られる安全性はコンビ製品の強みであり、また安心して使用することができるチャイルドシートとして高く評価されています。
コンビのチャイルドシートの種類について
新生児から使えるチャイルドシート
THE S シリーズ|回転式シートタイプ
画像出典:Amazon
「THE S」は新安全基準の「R129」に適合し、前後の衝撃だけでなく左右からの衝撃からも赤ちゃんを守る安全性の高いチャイルドシートです。ベース部とシート部が分かれるセパレート構造だから、シートの脱着がかんたんで確実に行えます。また赤ちゃんをシートに乗せたまま持ち運ぶことが出来るので、眠っている赤ちゃんを起こさずに移動することが出来ます。シートの取り外し易さなど普段の利便性と高い安全性を重視する人におすすめのシリーズです。
クルムーヴ シリーズ|回転式シートタイプ
画像出典:Amazon
「クルムーヴ」は新生児から4歳頃まで長く使える軽量かつコンパクトサイズのチャイルドシート。幌をつけてもコンパクトなボディは軽自動車やコンパクトカーに装着した場合でも室内は広々として圧迫感を与えません。最新安全基準の「R129」適合なので安全性も最高レベルのシリーズです。赤ちゃんを抱っこしながら片手でシートを回転することができるので乗せ下ろしもらくらくにできます。できるだけ長い期間使用でき、かつ子どもの体の成長に合ったロングユースモデルをお探しの人におすすめのシリーズです。
プロガード シリーズ|前・後 固定シートタイプ
画像出典:Amazon
「プロガード」は新安全基準の「R129 」に加え、赤ちゃんの頭と体を包み込む3層のガード構造で横の衝撃からも赤ちゃんの頭を守る安全重視のチャイルドシート。2歳以上のお子さんを車に乗せる機会が多い方、または成長に伴って前向きのチャイルドシートに切り替えを検討されている方におすすめのチャイルドシートです。ISOFIX対応だから脱着も簡単で確実に行うことが出来ます。またベルトがマグネットになっている「ラクピタベルト」はベルトの装着が楽にサッとできるので、抱っこからチャイルドシート間の赤ちゃんの移動が多い時期にとても便利で親切な機能の一つです。
ウィゴーロング シリーズ|前・後 固定シートタイプ
画像出典:Amazon
「ウィゴーロング」は新生児から7才頃までとても長く使えるロングユースが可能なチャイルドシート。ベビーモード、チャイルドモード、ジュニアモードからなる3種のモードでお子さんの成長に伴う体の大きさをしっかりフォローします。また、ウィゴーロング1台でチャイルドシートの着用義務期間もカバーできるため、経済的にも安心なチャイルドシートです。通気性の高い3Dメッシュシート搭載で汗っかきな赤ちゃんも快適に過ごすことが出来ます。またシートが汚れた際には洗濯機でシートを丸洗いができる為、いつでも清潔で快適なシートを維持することが出来ます。同じチャイルドシートで出来るだけ長期間使えて利便性も高いチャイルドシートが良いという人におすすめのチャイルドシートです。
1歳から長く使えるチャイルド&ジュニアシート
ジョイトリップ シリーズ|前向き固定シートタイプ
画像出典:Amazon
「ジョイトリップ」は新安全基準「R129」に適合しISOFIX固定に対応している1才頃からのチャイルドシート。ヘッドサポートにはコンビのエッグショックを採用し、万一の際の衝撃からお子さんの頭部を保護します。またヘッドサポートは上下の可動式なのでお子さんの体の成長に合わせ、およそ11歳ごろまで長く使えて経済的です。
お子さんの乗せ降ろしが楽に出来る「ひらっくベルト」や側壁レスなど、普段のお出かけ準備を軽減するための装備も搭載され利便性を高めています。2022年度に行った国土交通省と自動車事故対策機構による衝突実験において最高評価「優」のゴールドマークを取得するなど、国の機関に安全性が認められているチャイルドシートです。
ジョイキッズ シリーズ|前向き固定シートタイプ
画像出典:Amazon
「ジョイキッズFK」は3歳頃から使える背もたれ付きのジュニアシート。シートの重量は3kgと軽量で、シートの持ち運びもかんたんにすることが出来ます。5段階の調整が可能なヘッドレストや背もたれを外して使用することが出来るブースターモードなど、成長の変化が大きい年頃のお子さんに合わせて調整可能な設計で長期間にわたり使用することができます。立体メッシュのエアスルーシートは、夏の時期の乗車時でも肌触り良く快適に車内で過ごすことが出来ます。また一人で乗れるようになったお子さんでもかんたんにベルト装着ができる設計のため、お出かけ時の負担も軽減できます。ロングユースと利便性を求める人におすすめのジュニアシートです。
コンビのチャイルドシートを選び方のポイント
年齢や身体の大きさに合ったサイズを選ぶ必要がある
乳児や幼児を車に乗車させる際に適切なサイズのチャイルドシートを使うことは、乗車中の安全性に大きく関わるためとても重要です。大人用のシートベルトだけを使用した場合、しっかりと体を固定することが出来ず、安全基準を満たすことが出来ないケースがあります。しかし適切なサイズのチャイルドシートを使用すれば体をシートにしっかりと固定することができ、衝撃があった時でも体をしっかり支える事が出来ます。
また、年齢や体の大きさに合ったチャイルドシートは子どもの体にフィットし、座席クッションや背面の支持機構のあるコンビのチャイルドシートなら、車中で快適に過ごすことが出来ます。
チャイルドシートの安全基準を確認する
チャイルドシートには安全基準が設けられており、現在の最新安全基準は「R129」通称i-Size(アイサイズ)という次世代の安全基準です。自動車先進地域であるヨーロッパの国際経済委員会がこの安全基準を制定しており、車のシートへの取り付け方も安全・簡単に装着が可能なISOFIX固定。コンビのシリーズでは「THE S(ザ・エス)」シリーズや「プロガード」シリーズが対応しています。またこれら2シリーズには「エッグショック」が採用されており、高い安全基準に加え、赤ちゃんの頭と体を保護する仕組みが採用されています。
取付方法を確認する
チャイルドシートは車のシートに固定して使用します。そのため、取り付け方によって利便性や安全性も異なります。
下記、多くのチャイルドシートが採用している2つの取付方法について解説していますので、ご利用の車種や環境と合わせて頂き、参考にして頂ければと思います。チャイルドシート購入後はすぐに開封して、本体や部品、付属品がそろっているのを確認し、事前に取扱説明書を確認して取付方法を確認するとよいです。
ISOFIX式の取付けはかんたんで安全性も高い
ISOFIXとはチャイルドシートを固定するための国際的な規格です。ISOFIX式のメリットは装着時のミスが無いため、固定不良などによるチャイルドシートのズレや転倒などの心配が無いところにあります。また車の取り扱いに慣れていない人でも正しい取り付け方がかんたんにできるため、安心して赤ちゃんや子供を乗車させることが出来ます。
取付けの方法は車の座席に組み込まれた金具にチャイルドシート側のフックをはめ込んでチャイルドシートを固定させます。ISOFIXの金具は車自体の構造にしっかりと固定されているため、万一の衝撃時にもシートが飛び出したりすることもなくしっかりチャイルドシートの固定を保ちます。
ISOFIX式のチャイルドシートを購入する場合、車両側に対応の金具が付いている必要があります。車の取扱説明書や、座席のシートに「ISOFIX」の表記またはマークが付いているかを事前に確認することが大切です。
シートベルト式は幅広い車種で使用できる
シートベルト固定式のチャイルドシートは車種を選ばず装着することが出来ます。そのため、複数の車両で共有することができますし、また移動もかんたんに行えます。
コスト面でも、ISOFIXに比べ安価で購入しやすいといったメリットがあります。
一方で毎回シートベルトを使って固定する必要があるため、乗降時の取り付けや取り外しの手間がかかります。また固定の安定性についてもシートベルトの締め付け力に依存するため、緩い取り付けとなる場合があり、固定不良によりチャイルドシートが動いたりずれたりする場合がありますので、安定性を上げるための配慮が必要です。
搭載の機能を確認する
クッション性能
頭部を衝撃からガードする形状のサイドプロテクターや衝撃を吸収する素材を内臓したシリーズやモデルがあります。これらクッション性能が高いモデルを選択することでチャイルドシートの安全性と快適性がより向上します。
コンビのチャイルドシートの多くのモデルには「エッグショック」という超・衝撃吸収素材が搭載されているので、コンビシリーズのチャイルドシートを検討している人は購入前に確認する事をおすすめします。
シートの素材
汗をかきやすい赤ちゃんには、吸水速乾の素材やメッシュ生地素材が使用されたシートを選ぶ事をおすすめします。背中部分のムレや不快感には赤ちゃんはとくに敏感なため、通気性の良い素材を採用したシートで快適性を向上することができます。
サンシェードの有無
チャイルドシートのサンシェードは陽射しから赤ちゃんを守るために非常に重要な装備です。肌がデリケートな赤ちゃんは、体温調整が上手にできない上、直射日光で日焼けをして赤みを帯びてしまうことがあります。デリケートな赤ちゃんのカラダを守るためのサンシェードがあれば安心です。また大型のサンシェードがあれば直射日光だけではなく、エアコンの冷たい風からも赤ちゃんを守ってくれます。また赤ちゃんの眠りやすい環境も整うので、快適性も向上します。
リクライニング機能の有無
車で長距離を移動する際にチャイルドシートのリクライニング機能があれば、お子さんは車内でより快適に過ごすことが出来ます。またリクライニング機能がついたチャイルドシートでは、首の位置が安定するためスリープポジションが取れて頭部の揺れも抑えられます。そのため、急ブレーキや衝突時の頭部への負担が軽減され安全性を高めることが出来ます。コンビのチャイルドシートは片手でかんたんにリクライニングの角度が調整出来るなど赤ちゃんを抱いた状態のママにとって、とっても使いやすい設計になっています。モデルによりリクライニングの角度が異なりますので、事前に確認しておくと良いと思います。
持ち運びのしやすさ
2台以上の車への載せ替えがある場合のチャイルドシートの取り外しと取付けは予想以上に手間がかかります。そんな時には比較的軽量の固定式チャイルドシートがおすすめです。回転式のチャイルドシートは固定式に比べ、重量はありますが「セパレート構造」を採用したチャイルドシートなら、軽量のシートをかんたんに取り外すことができ、持ち運びも楽にできます。
ヘッドレストの機能性の高さ
ヘッドレスト機能は赤ちゃんの頭部を固定し、急な衝撃から頭部を保護する役割を果たします。また、ヘッドレスト機能が付いたチャイルドシートでは赤ちゃんを適切な姿勢に保つことが出来ます。そのため頭部が揺れたり前方に倒れる事を防ぎ、首や背骨にかかる負担を軽減できるため赤ちゃんが快適に乗車することができます。
ライフスタイルの確認
お子さんを車に乗せる頻度や状況によってチャイルドシートの選択方法も異なります。「車の乗車頻度」や「平均の乗車時間」「複数台の車にチャイルドのシートの乗せ変えをする必要があるか」を以下のシチュエーションを参考に購入前に検討頂くことをおすすめします。
複数台の車の間でチャイルドシートを付け替える事がある
複数台の車の間でチャイルドシートの乗せ替えの必要がある場合、セパレート構造の回転式チャイルドシートが便利です。シート部とベース部を分けられるので、車間の移動はシート部のみなので負担もすくなく移動が出来ます。また比較的軽量な固定式チャイルドシートもセパレート構造のチャイルドシートと同じく、移動の負担が軽減できるのでおすすめです。
車に乗せる機会が多い場合
日頃からお子さんを乗せて車に乗る機会が多い場合は、乗せ降ろしが大変楽にできる回転式のチャイルドシートがおすすめです。シートをクルっとかんたんに回すことができるため、乗せ降ろしの際に腕や腰など身体への負担が掛からずに行えます。また短時間でお子さんを乗車させることができるため、忙しい朝などの時間でもストレスなくお子さんを乗せ降ろしをすることができます。
車に乗せる機会が少ない場合
お子さんの乗車頻度が少ない場合は、価格がお手頃で機能もシンプルな固定式チャイルドシートがおすすめです。長い期間で使用ができるロングユースモデルであれば買い替えの頻度も少なく済むため、非常に経済的です。
普段からカーシェアなどをお使いの場合も、軽くてコンパクトな固定式シートが便利です。
一方、居住性や快適性を求める場合は、回転式チャイルドシートが高価な分、優れているため、乗車頻度が低いご家庭でも回転式チャイルドシートをおすすめします。
自車に装着できるかを確認する
車種や車の形状によっては取り付ける事が出来ない車両もあります。機能面や快適性の高いチャイルドシートをせっかく見つけられたのに、自車に取り付けられないのであれば意味がありません。チャイルドシートの購入前には必ず車種適合の確認をしてください。
コンビ製チャイルドシート取付確認車種は下記URLより確認いただけます
まとめ
大切な赤ちゃんやお子さんを車に乗せる際には、普段の乗せ降ろしのし易さと安全性が高く赤ちゃんやお子さんをしっかり守れるチャイルドシートを選びたいという人も少なくはないはずと思います。
コンビのほかアップリカやネビオ、カトージなど国産の老舗メーカーからも機能性に優れたチャイルドシートが展開されていますが、今回ご紹介したコンビ製のチャイルドシートは、どれも安全性と機能性、快適性を備えており、お子さんが車内で快適に過ごすことができるシートばかりです。
普段の使用頻度や使用する期間など、ご家庭の状況に合う安全で快適なチャイルドシートを是非みつけてください。