ハイエースを手に入れたら、誰もが一度は憧れるのが「快適な車中泊」ではないでしょうか。
「広大なスペースを活かして、好きな場所で眠り、翌朝すぐに遊び出す。」
そんな自由なスタイルこそハイエースの醍醐味です。
しかしシートを倒しただけでのフルフラットでは、シートの凹凸が気になり「翌朝、体が痛くて目が覚めた……」という経験をされる方も少なくありません。
愛車を「快適な寝室」に変えるなら、ベッドキットの導入が最短ルートです。
しかし、標準・ワイドなどのサイズ適合や、積載重視の跳ね上げ式など種類が複雑で迷うのも事実。
そこで本記事では、グランドキャビン対応モデルも含め、絶対に失敗しないおすすめ製品を厳選し、分かりやすく分類して解説します。
ぜひ本記事を参考にあなたのハイエースライフを劇的に快適にする「運命の一台」を見つけてください。
ハイエースのベッドキット選びで絶対に外せない3つのポイント

ハイエースのベッドキットは大型配送品のため、原則として「返品・交換不可」のショップがほとんどです。 数万円を無駄に捨てないために、購入前に必ずチェックすべき3つの基準を解説します。
【サイズ確認】「標準(ナロー)」「ワイド」「グランドキャビン」適合の調べ方
一番の落とし穴がボディサイズの間違いです。ご自身の車検証を見て、以下の区分を確認してください。
■標準(ナロー)ボディ
・ナンバー:4ナンバー(小型貨物)
・特徴:最も一般的なサイズ。横幅が約1.7m。
■ワイドボディ(ミドルルーフ)
・ナンバー:1ナンバー(普通貨物)
・特徴:横幅が約1.9mあり、標準より約15cm広い。
■グランドキャビン・ワゴンGL
・ナンバー:3ナンバー(乗用)
・特徴:後部座席の跳ね上げやシート配置が特殊。
グランドキャビンオーナー、またはワゴンGLオーナーの方は、商品名に「ワゴンGL専用」「グランドキャビン対応」と明記されたもの以外は選ばない様に注意が必要です。
【タイプ選択】積載重視の「跳ね上げ式」か、居住性重視の「フラット式」か
自分の遊び方に合わせて、フレームの構造を選びます。
■跳ね上げ式(サイド収納型)
向いている人: バイク、自転車、大型コンテナを積む人。
・メリット: 工具なしで瞬時に荷室を広げられる。センター通路を確保できる。
・デメリット: 構造上、価格が高くなりやすく、マットのクッション性がやや硬め。
■フラット式(高さ調整フレーム型)
向いている人: 車中泊の寝心地を最優先する人、上下2段で荷物を分けたい人。
・メリット: クッションが分厚く快適。安価なモデルも多い。
・デメリット: 大きな荷物を積む際は、マットを外して降ろす必要がある。
結論: 「バイクや自転車を積むか?」→ YESなら跳ね上げ、NOならフラットが正解です。
【快適性】車中泊で腰を痛めない「マットの厚み」と「高さ調整」
「ただ寝られれば良い」と安物を選ぶと、翌朝の腰痛に悩まされます。以下のスペックを目安にしてください。
・マットの厚み: 最低でも30mm、できれば40mm以上を選んでください。 10mm〜20mmの薄型は、一晩寝ると底付き感で体が痛くなります。「ウレタンチップ」などへたりにくい素材なら尚良しです。
・高さ調整機能: ベッド下のスペースに「何を入れるか」で高さを決めます。
@ポータブル冷蔵庫・クーラーボックス: 高さが40cm〜50cm必要。
@サーフィン用ポリタンク: 高さが35cm〜40cm必要。
購入前に「一番背の高いキャンプギア」の高さをメジャーで測ってください。 その高さ+5cm程度のクリアランスを確保できる「5段階調整」などの機能付きモデルが最強です。
【ハイエース・ベッドキット】おすすめ人気モデル9選
迷ったらこれ!おすすめ5選【標準ボディー編】
カーマガ@アウトドアギア担当
ハイエース用ベッドキットの業界ベンチマークとも言えるベストセラーモデル。最大の特徴は、長距離移動でも疲れにくい40mm厚の極厚クッションです。建築資材にも使われる強固なスチールフレームを採用し、走行中の不快なきしみ音を徹底的に排除しています。高さ調整機能やJABIA難燃素材など、車中泊に必要なスペックを全て満たした「失敗しない」一台です。
マット厚み: 約40mm
高さ調整: 5段階 (380mm〜520mm)
適合車種: 200系ハイエース 標準ボディ (S-GL / DX)
付属品: スチール製フレーム、マット、取り付けボルト一式
カーマガ@アウトドアギア担当
「予算は抑えたいが、品質には妥協したくない」というユーザーに支持される高コスパモデル。商品名の通り4枚分割のマットを採用しており、設置や取り回しが容易です。5万円台というリーズナブルな価格設定ながら、フレーム等の強度は十分確保されており、浮いた予算を他のキャンプギアに回したい初心者や堅実派に最適です。
マット厚み: 約45mm
高さ調整: 4段階 (375mm〜520mm)
適合車種: 200系ハイエース 標準ボディ S-GL
付属品: フレーム、マット4枚、アジャスターボルト
カーマガ@アウトドアギア担当
車内をカフェやリビングのような空間に変える、デザイン重視のベッドキット。シックなブラックレザーだけでなく、ハードに使えるパンチカーペットや、お洒落なビンテージ調素材など、好みに合わせて表皮を選択可能です。見えない部分のステープル(針)に錆びないステンレスを使用するなど、デザインだけでなく耐久性にもこだわりが見られます。
マット厚み: 約25mm〜 (デザインにより異なる)
高さ調整: 5段階(370mm〜570mm)※仕様による
適合車種: 200系ハイエース 標準ボディ S-GL
付属品: ベッドマット、ベッドフレーム×左右2本、取り扱い説明書
カーマガ@アウトドアギア担当
左右それぞれを3分割した「6枚構成」のマットを採用し、レイアウトの自由度を極めたモデル。左右に収納スペース確保し、ベッドのセンターパネル他、小物を収納できる便利な収納機能付き。30mm厚(総厚)のしっかりとしたクッション性を持ちながら、多彩なアレンジで「遊び」と「睡眠」を両立させたいアクティブ派に適しています。
マット厚み: 総厚約30mm
高さ調整: 無段階
適合車種: 200系ハイエース 標準 S-GL
付属品: フレーム、6枚分割マット
カーマガ@アウトドアギア担当
仕事道具やバイク、大型ギアを積載するユーザーのためのプロ仕様モデル。マットとフレームを左右の壁際に跳ね上げるだけで、工具を使わず瞬時に広大な荷室を作り出せます。「行きは荷物満載、現地で荷物を降ろして即ベッド展開」という、ハイエースの機動力を最大限に活かせる最強のギアです。
機能: 左右跳ね上げ (フリップアップ) 収納
高さ調整: 6段階 (410mm〜630mm ※標準用)
適合車種: 200系ハイエース 標準 / バンDX / ワイド
付属品: 跳ね上げ機構付きフレーム、軽量化マット
広さを最大化!おすすめ2選【ワイドボディー編】
カーマガ@アウトドアギア担当
ワイドボディならではの約170cmという車幅をフル活用できるモデル。面積が広くなることで発生しやすい「マット中央のたわみ」を防ぐため、専用の補強バー(強化フレーム)を標準装備しています。大人2人が寝返りを打っても沈み込みが少なく、ファミリーでの車中泊でも快適なフラット面をキープします。
マット厚み: 約40mm
高さ調整: 5段階 (380mm〜520mm)
適合車種: 200系ハイエース ワイドボディ S-GL
付属品: ベッドマット4枚、フレームセット一式、取扱説明書
「車中泊」を「ライフスタイル」へと昇華させるインテリア家具のような最高級ベッドキット。デザインのバリエーションも豊富で無垢材のような木目とデニム、レザーを組み合わせた「カリフォルニアスタイル」など、圧倒的なデザイン性が魅力です。機能性はもちろん、ドアを開けた瞬間の所有欲を満たす、大人のためのプレミアムな一台です。
マット厚み: 約25mm〜 (デザインにより異なる)
高さ調整: 4〜5段階 (仕様による)
適合車種: 200系ハイエース ワイドボディ S-GL
付属品: デザインベッドマット、ビルドインフレーム
最大級の広さを生かすベッドおすすめ2選【グラキャビ・ワゴンGL編】
カーマガ@アウトドアギア担当
「グランドキャビンでは車中泊ができない」という常識を覆す専用設計モデル。4列目シート(最後部座席)を左右に跳ね上げたスペースにぴったり収まるよう設計されており、シートを取り外すことなくベッド化が可能です。送迎などの普段使いを損なわず、休日は広大なラゲッジで仮眠ができる、まさに救世主的なアイテムです。
マット厚み: 約40mm
高さ調整: 5段階 (410mm〜550mm)
適合車種: 200系ハイエース グランドキャビン
特記事項: 4列目シート跳ね上げスペースに設置
カーマガ@アウトドアギア担当
ワゴンGLやグランドキャビンの複雑なシート配置に対応したハイエンドモデル。純正シートのリクライニング機能を活用してフラット化するため、座席を取り外す必要がありません。「平日は多人数乗車の送迎車、休日は車中泊仕様」という二刀流を、最高峰のクオリティで実現します。
マット構造: ハニカム構造等の高剛性設計
適合車種: 200系ハイエース ワゴンGL / グランドキャビン
特記事項: 純正シートリクライニング対応
購入前にチェック!車検対応と取り付けの疑問を解決

「せっかく買ったのに車検に通らない」「自分で取り付けられず工賃がかかった」という事態は避けたいものです。 多くのハイエースオーナーが直面する、法規と作業の疑問をクリアにします。
ベッドキットは「荷物」扱い?車検時の対応について
結論から言うと、市販されている多くの簡易取り付け式ベッドキットは、法的に「積載物(荷物)」という扱いになります。
「荷物」とみなされる条件:
・溶接やリベットで車体に完全固定されていないこと。
・工具を使わず(手回しノブボルト等で)容易に取り外しができること。
Q. そのまま車検に出しても大丈夫?
A. 多くのディーラーでは「荷物」として積んだままでも車検に通るケースが多いです。
ただしユーザー車検など陸運局での検査が行われる場合、検査官の判断によって「荷室の容積確認ができない」「重量が変わる」として取り外しを求められる場合があります。
【車検をスムーズに通すための推奨対応】
万が一のトラブルを避けるため「車検の日はマットとフレームを降ろして空荷で行く」のが最も確実で無難な正解です。
また、商品選びの際は「JABIA(日本自動車車体工業会)基準の難燃素材」を使用しているものを選ぶと、検査時の心象が良く、安全性も高いためおすすめです。
DIY初心者でも大丈夫?取り付けに必要な工具と時間の目安
ハイエースのベッドキット取り付けは、数あるカスタムの中でも「難易度は低め(初級レベル)」です。
作業内容:
・荷室にある純正の「タイダウンフック(荷掛けフック)」を外す。
・そのボルト穴を利用して、ベッドの土台フレームを固定する。
・車体への穴あけ加工は、基本的に不要です。
必要な工具:
・ソケットレンチ(10mm、12mmなど)
・プラスドライバー
所要時間の目安:
・1人作業: 約40分〜1時間
・2人作業: 約20分〜30分
まとめ:自分のスタイルに合ったベッドキットで快適なハイエースライフを

ハイエースのポテンシャルを最大限に引き出し、ただの移動手段から「最高の隠れ家」へと変える鍵。それがベッドキットです。
決して安い買い物ではありませんが、ホテル代を気にせず旅ができる自由や、翌朝の目覚めの良さを考えれば、そのコストパフォーマンスは計り知れません。
この記事で紹介したモデルは、どれも多くのハイエースオーナーに選ばれている実績があり、また信頼性の高い製品です。
ぜひ、あなたのスタイルにぴったり合う「運命の一台」を手に入れて、次の休日にはお気に入りのギアと共にフィールドへ飛び出してください。 あなたのハイエースライフが、今よりもっと自由で快適なものになることを応援しています。













の商品画像](https://shop.r10s.jp/auto-craft/cabinet/ui/ui-bedkit-0093-00.jpg)











